笑劇開演 小林賢太郎テレビ を見た

たまたまBSを見ていたら不思議な番組が始まったので最後まで見てしまった。

小林賢太郎という人はまったく知らなかった。番組でお笑い芸人と言っていたような気もするがTVに出ているような人とはだいぶ異なる。

それはともかく、小林賢太郎がネタを考えるときに絵を描きながら考えるという話のときに、彼がこんなようなことを言っていた。「言葉で書いてしまうと言葉に縛られてしまう。絵にしておけば、あとから好きなように言葉を付けていくことができる。」

言葉には縛られるが、ビジュアル(絵)には縛られないという発想に、へえと思った。

よく読書の良い点として、想像力を妨げないなどと言うがそれと逆だなと思った。

彼のコントを見終わってから思ったが、彼のコントはあまり多くの言葉を使わない。ビジュアルで面白みを表現している。

Wikipediaには、

独特な言語感覚を持ち、言葉遊びが得意。雑誌のインタビューによると、祖父が俳人であり、幼い頃から俳句に親しんでいたという。歌を作ったり韻を踏むのも得意。

とあるが、それはそれで間違っていない。だが、あくまで言葉は言葉遊びとして使う。

番組を見た限りではビジュアルをうまく使ったネタが面白かった。